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ひとつの楽

 いよいよ「与話情浮名横櫛」も千秋楽を迎える。昨日は桜田聖子バージョンのお富さんの楽で、終わった舞台上で手じめがあった。
 幕の後ろに小さな仕掛けがあって、桜田さんがそこの紐を引くと千秋楽おめでとうの手書き文字が垂れる。若い役者さんらの心遣いと遊び心。いいアンサンブルになったことがこんな些細なことからも察せられる。

 午後に坂真太郎の会で「井筒」を見る。少女のような歌謡的謡と舞。大勢の集客。なんとも複雑な思い。
by nihon_buyou | 2009-09-24 05:18
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