2.20

 新舞踊の講習会では、いらして下さった会員さんと心の底でつながり合う瞬間を体感しました。
 それは、この異常気象や大不況の中だからこそ、芸能が頑張らなければいけないとお話しさせてもらった時でした。皆さん、踊りを愛しておられるのですね。しかし、それが社会や世界と結びつかない、なんの役にも立たないのではないかという軽い諦念を持たれていたのかもしれません。
しかし、芸能はこんな時だから使命があるのです。それを皆さん、魂の奥深いところで実感して下さったように感じたのです。

 私の周囲では小さな事件が頻発しています。皆さん迷わされているせいです。なにか大きな流れに呑みこまれかけています。また、自分も厭だと思いながら不況なら不況という流れに一緒に呑みこまれていなければ不安になってしまう。
 忙しさも忙しいと思った途端に何も手がつかなくなりますね。仕事量もいっぱいいっぱいと自分で自分の器を決めてしまった途端に入る量が限定されてしまいます。
 忙しいという文字は心を失うと書き、また荷物がいっぱいになった容器はいらない中身を捨てるか、もっと大きな容器を用意すればいいだけです。時間がないから、能力がないから、お金がないからできないというのは言い訳にすぎません。
 私はいま、さまざまな作品創りや稽古や企画をする中で大きな変革を自分に課しました。いや、自分の中に向けていた変革を、身の回りと外の変革に移行することで自分自身をも変えていく方法に切り替えるということです。

 いまやらねばならないという使命感をもって芸能が世界を変えていくお役にたつことです。おいおい、このブログで小さなこともいとわず、まずやれること、やらねばならぬこと、実現したこと、そしてぶちあたった困難など、リアルタイムで書いていくことにします。
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by nihon_buyou | 2010-02-20 09:58
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