6.17

夏が好きと あの子が言った
だからボクも夏を愛した

あの子がいなくなって  やたらに暑いだけの夏が残った


月をひとりで見ると涙が出るの
だからいつも二人で見てた

もうあの子はいないのに  冷たい月はそっぽを向いたまま


虹の七色がむっつになって  南の氷が融けだせば
その中に  その中に  思い出は消えるはずなのさ


泣き出した狼と 帰ってきたアリスが教えてくれた
まっかな太陽は  リンゴだったって…
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# by nihon_buyou | 2010-06-17 08:49

6.16

 荒木一郎さんの歌は、不器用な処世、大人になりきれない人づきあいへのオマージュ…
反省とは違った、自分の心と世の中のどことないすれ違いや矛盾を慰めていくもののようです。
 荒木さんの人生は頂点を極める寸前でいつもストンと墜落してしまう紙ひこうきみたいーーー
 届きそうで届かなかった思いたちを優しく眠らせてくれる揺り籠なんです。未熟な夢たちが目をしょぼしょぼさせて、眠りから覚めたら大人になっていてくれるのを祈っているようです。


 帰りの電車の中、自分が作った昔の歌を作り直しながら歌っている「ボク」がいました。
 荒木さんの歌ばかりを集めて舞踊組曲を踊ってみたいという企画ーーーその一方で、誕生日にでも私のわがままに付き合ってくれる人の前で、眠り続けている歌に晴れ着を着せてあげたいと思う小さな夢。
 そんな夢たちが同居してワイワイと騒ぎながらも、静かに微笑んでいる三日間です。
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# by nihon_buyou | 2010-06-16 08:37

6.14

 13日㈰の久良岐・女流義太夫を聴く会は大盛況とともに大のつく成功でした。
特に駒之助・津賀寿による「壺坂」の全段は、この曲の音楽の出来栄えがこれほど如実にわかるか、というほどの傑作になりました。
 声の音の遣い、三味線の一撥に込められた意味と気迫など…具体的に書けば枚挙にいとまないほどです。終わって舞台に挨拶に出なければならないのがためらわれたほどでした。

 
 昨日・今日・明日は荒木一郎さんのライヴ3連チャンです。メニューは日替わりで、昨日は華々しくデビューする前の曲を中心にしたプログラム。

 一曲目の「淋しげな真珠」から「だまって」「夕陽は海に消えて」などは、世の中にほとんど出なかった曲ですが、いつも一人でいた時の自分をすぐ傍で慰めてくれた曲たちでした。
歌にピッタリ貼りついているあの頃の気配…まだなにも見つからず、うろうろさまよっていた自分の気配が立ち昇って涙が何度もあふれてしまいました。
 
 今日はビクター時代の曲群です。荒木さんの「さびしさ」と「さみしさ」が暗渠に入り、ボクのためだけの曲が、ミンナとともに歌える曲に移行していきます。
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# by nihon_buyou | 2010-06-15 08:02

6.12

 机の上で9年使っていた蛍光灯が切れました。何分間か、小さな点滅が続いた後でした。切れた後を触ってみたら、やけどしそうに熱かった。生命の終わりもホントはショートするくらい熱くなるのかも…
 カナリヤの終わりと重ねて考えたりしました。

 ダイエットはこの一週間は夜の出歩きが多く、自分に甘くてわずかなリバウンド。まあ、親交深めたり、お別れ会あったり、相談ごとあったからと一週間くんには御苦労さまと優しくしてあげよう。

 今日は原稿と企画をまためる日。そして楽千代の「日高川」の稽古。明日は久良岐能舞台で駒之助師匠の公演で解説を勤めるので勉強なり。
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# by nihon_buyou | 2010-06-12 09:52

6.10

 手帳の大きさが気になる。
 ずっと先までの日が見えるのがいい。ついでにメモがたくさんあるのがいい。

 だけどそうなるとカバンが重くなって、非力なボクが持ち歩けば、また片肩が上がってしまいそうだ。


 アルコールがなんとなく傍にいる。あまり腹には入れないようにはしている。が、匂いでも腹は肥るらしい。警戒警報発令…

 原稿はわりとよく書けた。たぶん昼寝をしたせいだろう。

 明日も頭がシャキッとしてたらいいんだが…
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# by nihon_buyou | 2010-06-10 02:11