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9.30

 昨日、久しぶりの岩盤浴。夜はいったいどれくらい久しぶりかわからないくらいのお酒抜き。
 その意味では、今朝の仏壇でのお祈りもいわばフルコース?でした。このところ「ひさしぶり」のフレーズ連発の毎日です。

 やはり芝居の熱狂の中心にいたせいなのでしょうね。よく芝居稽古中の俳優さんらが、世の中にはそれしかないが如くに周囲かまわず自分の話をする相手をさせられますが、あれによく似た感覚なのかもしれません。

 いまは10.4の辻村寿三郎ライヴの準備。11.7のことじ一門の小さな勉強会の追い込み稽古、12.6の山村楽千代公演の企画演出プラン、そして同じ12月には朝丘雪路主演の「加賀見山旧錦絵」の演出と続きます。これじゃあ、熱病も癒える間もなしでしょうか(笑)
でも、私にとってはそんな熱湯の中で茹で上がらない自分を理想としています。演劇論や人生論を選挙演説のように声高に話すのはうまそうで性に合いません。時折、そんな話に熱中している自分に気がつくと急に退いてしまうことがあるくらいです。

 今日は新舞踊講習会で、初めて氷川きよしの曲を取り上げます。「ときめきのルンバ」です。この手の振付はわりと楽です。曲のリズムがもう出来ているからです。からだを動かしているだけで、踊る人にはある種の恍惚感が生じるからです。だからそれを裏切らなければうまく行きます。
却って演歌は情緒に流れ、リズムを作りずらいので私には難しいものです。
 それはともあれ、今日は午前中、赤羽で5人稽古をすませて、その足で講習会へ出かけます。そのノルマを果たすと明日は待望のオフです。
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by nihon_buyou | 2009-09-30 08:23

9.29

 昨日は一日、赤羽で稽古でした。夜はさすがにマラソンランナーのごとく、息切れしてました。

 ようやく終わって、さあビールが飲めるぞと思ったら、飯村さんから電話で、講演会のPVのデモを確認しに来てくれとのこと。自分のことだから断りもできず、すぐに古宮氏の事務所へ。30分ほど、ああでこうだと意見交換。懸案事項もようやく一歩だけ進んだ感。飯村さんの執念?古宮氏の好意に感謝。

 竹本越孝さんの義太夫CDを浅草の宮田レコード店に置いてもらえるよう店主に連絡を入れる。花も実力もある語り手。なんらかの手助けができればいい。もう何軒かに声をかける予定。

 今日は午後から赤羽稽古。芝居のために、門弟の稽古がおろそかになった分の穴埋めでもある。
 11月7日(土)浅草見番での小勉強会の稽古でもあり、今は大急ぎで振り渡しの人が沢山いる。身近な何人かはまだ曲目すら決まっていない。それでも皆、不平すら言わずついてきてくれる。(陰ではいろいろあるようだが‥)まあ、ふつうの稽古場ではないから許してもらおう。と、少しだけ開き直って、私にしかできない稽古を今日は誰に?と意気込んだりしてみる。
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by nihon_buyou | 2009-09-29 08:02

9.28

 思ったより早く日常にもどりつつあります。

 昨日は宝生会の別会へ行きました。若き宗家の仕舞を見て、失礼ながら随分大人になったなと感嘆しました。
 帰り、雑誌編集の内田氏と会い、打ち合わせ。この方もまだまだ若い。外で堀上氏と遭遇。内田氏を紹介。たいへん励まされていました。

 人と人を結ぶ天才?の私ですが、あとでそれで嫌な思いをするのはもう懲り懲りなので、自分にブレーキをかけ、対人的方策を考え始めました。少し大人になったかも。でも悪い大人にゃあ、なりゃあしません。ただみんなに利用だけされ、カスを味わうような気になるのがもういやなだけです。

 朝の目覚めの初想念を変えたせいで、すべて爽快、順調に展開しています。あとはそろそろ周りにいる鬱々している何人かが、自ら抜け道を見つけ出すのを陰からサポートしたり、祈るのみ。誰もがどこへ行っても行き悩むあいろですもの…いのり
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by nihon_buyou | 2009-09-28 08:38

今頃終わった夏

 靴を久しぶりに履きました。芝居の稽古が始まってからはどこへ行くにも着物だったので、およそ一か月半ぶりしょうか?
 足がむくんで履けないかと、ちょうど航空機での着陸時を想像したのですが、なんなくクリア。たぶん足袋を0.5㎝小さめにしているせいからかもしれません。

 暑く熱かった夏がようやく終わって、日常へもどりつつありますが、やはり夢は芝居のシーンや稽古のことばかり。魔性ですね、芝居は…どこか集団狂気みたいなところがあります。

 昨日は勅使川原三郎のダンスを見に行きました。批評家の人に会うのがなんとなく気が重かったのですが、それを天が察してくれてか、なぜか知りあいは一人もいなかったので助かりました。
 ダンス自体はいつもの如く、デザイン化、記号化が目立つもので、今回はストロボ照明の多用で人物の居所を変化させていくトップシーンから始まり」ました。動きも予想範囲内のものになってしまい、目に残像が残るほどの超速な動きももはや感動を与えなくなっているのがつらいところです。
 テーマもダンスする人の一人よがりのようで、なにも心動かさなかったのは私が疲れていたせいかもしれません。が、カーテンコールではもう拍手が鳴りやんでいるにも拘わらず、最後に皆で肩を組んでの礼まで強引にやり通してしまったのは如何かと思いました。

 今日は宝生別会です。若い宗家がいろいろ流儀を盛りたてようと考えているようです。頑張ってほしいと思っています。
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by nihon_buyou | 2009-09-27 11:08

ひとつの楽

 いよいよ「与話情浮名横櫛」も千秋楽を迎える。昨日は桜田聖子バージョンのお富さんの楽で、終わった舞台上で手じめがあった。
 幕の後ろに小さな仕掛けがあって、桜田さんがそこの紐を引くと千秋楽おめでとうの手書き文字が垂れる。若い役者さんらの心遣いと遊び心。いいアンサンブルになったことがこんな些細なことからも察せられる。

 午後に坂真太郎の会で「井筒」を見る。少女のような歌謡的謡と舞。大勢の集客。なんとも複雑な思い。
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by nihon_buyou | 2009-09-24 05:18

同じ穴に落ちるということ

 俳優さんもいろいろです。何があってもマイペースを貫く人、お客様の毎回の拍手に一喜一憂する人、エキセントリックに孤立する人、みんなの和を保とうとする人などなど。

 演出の仕事としては、初日の幕が開けば、あとは俳優さんや舞台監督にすべてを委ねればすむとも言える。が、今回はいろんな俳優さんの細かい相談に乗るようになった。

 やはり新しい試みが観客席にどのように跳ね返っているかが質の違いはあれ、皆気になるのだ。この芝居をとても大切にしてくれている。落ち込んでしまう性格の人にはそれなりのフォローもして、なんとか千秋楽まで皆がいい状態で進んでほしいと願う。随分と演出の仕事以外のメンタルな部分にまで分け入った。

 それぞれの性格ーーーいい時は誰もが黙っていてもうまく行く。が、必ず誰しも落ちるときはあるもので、しかも落ちる穴はいつも同じだ。
 私もさんざん同じ穴に落ちた。が、そんな時、また同じ穴だと思えるようになった。

 中日で皆と乾杯をした。いろんな人生にかかわらせてもらった。
 
 久しぶりに楽千代さんと打ち合わせ。12月の経済と企画の練り直し。そして、ふだんは絶対に言うまい、言えないという話を思い切って切り出した。恰好をつければすむ話でもある。が、結局それも同じ穴に自ら嵌ることでもある。だから進んでみた。
 いわば、彼女にとって人生・経済における逆境の中での会開催。そして彼女が落ちるいつもの穴。それらを自覚しての出発、もしかしたら再出発か…

 いつも作っては壊し、壊しては作って先に進む。舞台と人生は同じ。
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by nihon_buyou | 2009-09-22 08:41

中日…はじけること

 今日はもう中日ーーーあっという間です。

 俳優さんたちにはじけてもらおうとすると、地や素になって楽屋落ちになりがちです。芝居の中身の部分ではじけてほしいのですが、なかなか難しいものですね。やはり、それぞれが背負う人生がそんな時見え隠れします。それを見逃さず観察できるのが面白くもありますが…
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by nihon_buyou | 2009-09-21 09:51

芝居の中の個人

 芝居の総ざらい、GPでつい二日ブログをお休みしたら、ご心配メールなどいただいてしまいました。楽しみに読んで下さっているとのこと、有難いことです。

 きざな言い方ですが、芝居は総合芸術です。スタッフもキャストもいろいろ努力したり工夫してくれています。なので、朝になってその工夫のほどや実際に作ってくれたものを見たとき、それが見当違いだったりしたときには無下に却下しずらいもの。でも、なんとか言わねばならず…つらい覚悟があります。
 もちろん中には芝居というより自分のことだけで夢中になっての工夫もあります。本人はいいつもりですし、一所懸命ではあるので、それをつぶさないようにダメを出したり、まず一度は皆の中でやってみさせてから、芝居の流れで合っていないことを納得させたりもします。

 昨日は舞台稽古でした。みな一所懸命です。今日は涙を呑んでその努力に引導を渡さねばならぬ
部分がいくつか…

 招待の返事や切符の反応などで、こういう運動に対して冷ややかな目を感じることも多々あります。それを思って目覚めてしまう日が何日もあります。こんなことには昔からなれているはずなのに…

 人といっしょに飲んでいてさえ、相手がなにを考えているかをある程度読めてしまう。訓練もしたのは事実ですが、いざそれが出来るようになったら、却ってそんなこと気付かなかったらさぞ楽だろうと思ったりもする。へんな習性がついてしまったものですね。

 そんなことを言いつつも楽しみなところがたくさんあるから今日もまたやっていけます。朝の直しのために文化学院の講義は急きょ休講。
 今、与えられた人と場と時間に感謝しつつ、今日は「与話情浮名横櫛」の初日です。まだ懲りずにダメだしをして、なんとかカーテンコールも間に合わせたく思っています。またも綱渡りイ~
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by nihon_buyou | 2009-09-18 04:52

9.14

 あわや赤羽稽古に出かける寸前、休みと知ってノンビリ。

 与三郎、稽古場での最終日。まとまりや流れはあるが、広い会場でテンポの早いセリフや演技がどこまで通るか?

 古宮氏と久しぶりに飲み語る。重大な話も聞いた。

 
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by nihon_buyou | 2009-09-15 08:48

モンチと油井さんの日曜日

 モンチの2年ぶりのライヴで南青山MANDALA.
 ピアノと二胡と津軽三味線のコラボははじめ音に厚みがなくて、曲想の展開が単純。特に三味線の単調なメロディラインが安手の日本音楽によくあるひょうきんな田舎者のBGMのようで困ってしまいました。トークも個人的馴れ合いを聞かされているようでイマイチの時間がしばらく続き、津軽じょんからの独奏もただ若さにまかせて走るだけのようで前半は心に響かないことが多かったのです。
 が、二胡とピアノによる中国民謡あたりから徐々にコラボがうまくいき、特にタップのロンロンが出てからは、会場ともとも大いなる盛り上がり。次の約束が気になりながらも席が立てない3時間ー

 がんこ1丁目店で国際交流基金ジャカルタの油井理恵子さんが一時帰国の歓迎会。渡航組の絵壬乃・櫻鼓・龍葉らと。タイで水アタリの思い出話からガルーダとの出会いなど。
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by nihon_buyou | 2009-09-14 04:06