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覚醒するには

 朝の風が涼しい。
 季刊誌を多くの方にお送りしたせいで、電話やメールなどいただくのは嬉しいすことで。

 いま話題の覚醒剤は、脳の特定部位に刺激を与えて半永久的にその影響が残り、完治は20%との映像を見ました。
 私は子供のころからの眠り姫で?勉強中につい眠ってしまうのがいやで、人から聞いたハッカを薬局に注文して両親から怒られたことがありました。
 そのせいで、今ではドトールのアイスコーヒーが覚醒の友。稽古机の上にはこれがないと不安です。

 演出をしてると肥ります。それでなくともタチなところへ、数時間、人の演技を机越しに見て、終わればパッと飲みたくなる。それが毎晩つづく。踊りの稽古のように適当に体を動かすことがないせいでしょう。

 今日は午後から能です。明日は赤羽で稽古をしてから歌舞伎の稽古ですからバランスがいいかもしれません。朝風の涼しさが嬉しい8月30日です。
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by nihon_buyou | 2009-08-30 08:21 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

お練りすんで 弁財天御開帳

 PCの調子だろうか、長文でもないはずが、いざ投稿の段になるとどこかへ消えてしまう。そのせいで、ついガックリしてしまうことが続いています。

 昨日はお練りをしました。前回は巣鴨地蔵通り商店街でしたが、今回はわが町人形町商店街。水天宮の有馬宮司の全面的協力もあって無事盛況裡に終わりました。

 有馬宮司の特別なはからいで、境内にある中央弁財天(宝生弁財天)の御簾を上げていただき御開帳を拝むことができました。
 この弁財天は、かの運慶の作だと言われていますが、宮司さんのお話では4年前に塗り直しが施されたとのことで、彩色が鮮やかです。腕が8本あるので八臂(はっぴ)弁財天ともいわれます。手に弓・矢などを持ち、芸能・音楽・弁舌・財産など諸願成就に導いてくださっているようです。(お姿はおどりの空間ブログの写真でご覧ください。めったに見られませんから)
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by nihon_buyou | 2009-08-29 21:03 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

小なる人と自分の小

 人生も芝居のキャリアも、自分の通った器でしか判断ができないものだ。
 習ったことでしか古典が理解できないことも、理想や綺麗事で人生を見ようとするのも同じ小なる器がなす業である。
 
 人より先を見る孤独、危険や失敗をはらむことへの怖れ、周囲の視線…
 小なることと知りつつもすべてが痛く身をつつく。

 
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by nihon_buyou | 2009-08-27 12:02 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

寸記

 赤羽稽古を3分の1で切り上げ、10日ぶりの与三郎の稽古。序幕から三幕まで通す。源治店のテイストが他の二幕とだいぶ揃ってきた。練り上げられた伝統の落ち着きとは異なり、歌舞伎が現代劇であった時のエネルギーを取り戻したい。

 
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by nihon_buyou | 2009-08-25 07:24 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

ひと足千里

 野村四郎師は一つの型に至るまで千万言を要した。もちろん、話としてみた場合おおいに無駄があり、最終的には一言だけ言って型の実技に入ればテーマもすっきりし、確実に相手の望むところへ必要な分の話が届いたはずだ。が、四郎師はそれに至るにはどうしても多くを語ろうとした。おそらく一つの型を表現するに、その無駄ともいえる話をしながら自分のテンションを上げていかねばならないらしい。その意味では決して器用ではなく、融通が利かないといえる。

 能の一足は千里を行く思いで運ぶと聞いている。もちろん、陳腐な精神論とも、いたずらな権威づけとも一蹴するのはたやすいことだ。現実に一歩は一歩として歩めるし、また教えられる。が、時代のコンビニエンスな要求に対し逆行した四郎師のこだわり、いや不器用さに掬すべき泉の豊穣さを思った。はたしてこの泉から私はどれだけの水を汲み、人々のために益することができたか?そして今後もできるのだろうか?

 ひと足ーーー簡単で安易な一歩にしようとは思わない。が、芸能を楽しみ、そこに生きようとする人々の勇気と希望、指針となる一歩に変えていきたい。

 
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by nihon_buyou | 2009-08-24 08:32 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

ついに飲んでる姿が…

 昨日の夜は坂口良子さんに突然お呼ばれーー10月のテレ朝の取材でいっしょに店で飲んでるところをーーというわけで、撮影より飲んでる時間が激長(笑)これで私の飲み姿が全国に流れてしまう?ふふふーーー
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by nihon_buyou | 2009-08-22 08:05 | その他

秋の扇

 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる

 夜中の風はまったく秋の風でした。昨日の昼間は暑がりな私が一日クーラーもつけずに過ごしたのをなんとなく自慢する気でいましたが、この夜の風には私が我慢強かったのではなかったことを逆に証明されたような思いです。だから、せめて今はと長袖シャツを着込んでこれを書いてます。

 秋の扇と捨てられてーなんて、こちらは捨てた覚えがないのに、今年も夏扇をなくしてしまいました。毎年一本購入するのですが、ひと夏もったためしがありません。もしかして捨てられるのは扇ではなく、私のほうかもーーー
 
 踊りを習っていないと不安になるのは日舞の世界の人にとって常習のようです。私のような年齢になっても師匠から踊りを教わっていないと落ち着かない。他の世界のプロから見たら異常な心理としかいえません。
 安心できないというのは一種の中毒です。師匠が亡くなるまでは習い続けるというのがこの世界の不文律です。おそらくこれは、師匠業で成り立たねばならない仕事ゆえに、師匠側にとって都合いいように働いた強制力だったはずです。が、知らぬ間に一生習い続けるという覚悟が、日本人にとっての道徳観に重なった挙句の感覚にすり替わっていったものと思われます。
 かくいう私ですら不安を感じるのですから、洗脳の度合いは測り知れないと今更ながらに思います。

 今年の夏は、盛りを知らずに通りすぎていくようです。もしかしたら、私の人生の夏も盛りをしらぬままに過ぎていくのでしょうか…
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by nihon_buyou | 2009-08-21 10:39

なんやかや お人と

 昨日は久々に野村四郎氏に目白で会う。葛飾の講習会の打ち合わせと亀屋の企画について話す。
 帰り、楽千代の店で12月の打ち合わせ。

 電話で坂口良子さんやヨネヤマママコさんと打ち合わせがてらのお話。

 今朝は狂言原稿3本仕上げる。ジョナサンで遅めの朝食。すでにランチメニューのせいで、御飯がもたれる。やはり朝はパン、昼は日本そばで夜はビールで刺身かな!?これは理想だけど…
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by nihon_buyou | 2009-08-20 12:30 | その他

床屋の噂

 ようやく朝市で床屋にーーーサービス券は45日間有効で、なんと一昨日が期限。ということは47日も行けなかったんだ。と、改めてクマのような己が頭を鏡に映し妙な納得。
 
 店で主人より偉い?従業員のおじさんが、そっと今日までの日付のサービス券に取り換えてくれて200円安!(笑)
 このおじさんはご近所の噂やスナックの女性の休暇、チンドン屋のアルバイトに週2度やって来る女性の情報まで私に提供してくれる、いわばガサネタ源!?
 気づくと私の話もあちこちでしているらしく、今日の様子ではその未知のチンドン屋のお姉さんの頭にはすでに私の情報がインプットされているようで、私によろしくとの伝言があったという???
 
 この店ではいつも落語のテープが流れていて、新聞でもそれが紹介されたこともあるらしい。いつもは志ん朝が多いが、今日は珍しく上方落語で面白かった。
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by nihon_buyou | 2009-08-19 09:30 | その他

2週間ぶりの赤羽稽古

 昨日は一日赤羽稽古。ずっと芝居の稽古だったせいで、なんと2週間ぶり。久しぶりの門弟が三人来たり、11月の小会に珍しい曲出すせいで、いろいろ神経疲れる。これで書生らが稽古を遠慮してくれるから助かったが、こんな時に限って自分のことを要求する人がいたりすると気落ちして疲れるものだ。
 朝10時から夜は早めにすんで9時少しすぎまで。終わって皆で飲む。

 今朝は8時半に稽古場に出かけ、講習会の曲2曲と、以前からの依頼を1曲振りつける。

 水天宮に戻りがけ、書店で先代金原亭馬生のCDブック購入。
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by nihon_buyou | 2009-08-18 13:43 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言