<   2009年 05月 ( 33 )   > この月の画像一覧

能と映画とラーメン

 塩津哲生の「道成寺」を見る。ワキ僧の名のりの後に狂言の能力らが鐘を持ち出し吊るという見慣れない手順。鐘自体もいつもの紫緞子ではなく、写実に描かれている。前シテの面も若曲見。これ以下は「能楽ジャーナル」に書くことにする。
  
 映画「天使と悪魔」はミステリーとしては面白い展開で、ヒューマンな感動事件がつきもののどんでん返しになるあたりはいかにもな気がするが、充分楽しませてくれる。が、「ダヴィンチコード」の宗教ミステリーのほうに私は魅力を覚える。

 一円PCをとうとう購入。店員がわかりやすく説明してくれたのが背を押した。

 今日はいろいろ頑張ったせいか、空腹になって人形町でラーメンをすすると、子供時代に父が好きで連れていってくれたコタンという店の味を思い出していた。初めて食べた味噌ラーメンの存在。毎日おねだりした記憶がある。
 父が亡くなった時は悲しさよりもホッとした思いが先だった。が、その死を受け止められたのは父の追善番組を舞台で踊っている最中だった。病んだ父を踊りながら泣いた。後ろを向くたびに声をあげて泣いた…
  
 夜更けのたった一杯のラーメン。たった一人で座った隣りに、父がふと立ち寄ったのかもしれない。
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-30 23:25 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

書き直しの未来

 昨日の文化学院の講義のあと、女性の生徒から質問があると言われた。教室で話そうとすると、職員室でという。なにか個人的な話かと想像した。
 内容は授業の中で取り上げた「いろは歌」の無常観と桜の散り際に関して、三島由紀夫の辞世の歌や自殺に関わるものだった。彼女も質問の要領を得ぬことを自覚していたようだが、話終わった帰りがけ、テーマの重さに慄然として、自分の受け答えを反芻した。

 新舞踊講習会はほどよい参加者数。先日の久良岐をご覧になって参加してくれた人がいたのは嬉しい。が、果たしてご本人の望んでいたものだったかどうかは疑問が残る。
 一階の喜多八で、お名残にカツ定食を食べた。おかみさんが同窓めいた友達らと外へ出かけてしまったので、我々皆での反省会には寄らずに早々に解散する。

 悩みには悩み方がある。悩み方がすべてに通じる道で、それによっては出口に出られる。ただ悩んでいるだけでは答えは出ない道理だ。
 小林秀雄は問い方に答えがあると言った。われわれの日常に敷衍すれば、相談事も相手を選ぶ段階で、すでに答えは自分自身でおよその見当をつけているという事情に似ている。とんでもない答えを言いそうな相手や、いま自分がほしくない答えを持つ相手には近寄らないものだ。
 だから悩みも滅多矢鱈に悩んでいるうちは抜ける気がないに等しい。悩む気分に浸っているだけだから、この癖を身につけるといつも先へは進めない堂々めぐりを繰り返すことになる。

 今頃になって、自分の理想とする自分と現実の自分の傾向との違いがわかりかけてきた。いくつになってもその辺のバランスをとるのは難しい。
 ともかくも思ってたほどカッコよくない現実の自分と、笑いながら付き合っていくしかないと悟った。時には互いにこんな筈じゃなかったと喧嘩しながらでも…
 そこで、現実の自分の不甲斐なさをとことん知った理想の自分は、いま苦笑いしながら未来設計図を書き直し始めているようだ。
 
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-30 09:10 | その他

稽古あけて雨

 川口からの帰りー。雨が心地よく、思わず早朝5時30分の電車に乗り、水天宮へ。
 この時間ならおそらく境内には誰もいまいと多寡を括ると、ちょうど有馬宮司の参拝に出会う。よほど縁があるのだ。早く企画を仕上げねばーーー

 昨日は一日稽古だった。龍葉・鼓戸紫が楽千代さんから受けたアドバイスに基づき、最近の二人の踊りについて話をする。鼓都奈とも話した。
 
 やはり、3つの催しが過ぎたせいだろう。いろいろ話したくなっている。
 
 ふとした空白に行く道を見失うのが人の常だ。時に道自体をさがすことも必要なこともある。が、目の前にある道が見えなくなったり、見たくなくなったりもする。それがどの状態かを判断するのも、時に師匠に課せられた仕事となる。
 
 習う者として自我の先行は戒める処だが、自己判断できる力は鍛え育て上げていかねばならない。が、往々にして稽古場はこの自己判断できる力を失わせたり、隠す方向にベクトルが向く。そのほうが師弟関係がうまくいくと考えがちだからであり、現実としてなみかぜは立たない。
 いい子は師匠にとって都合がいいだけの存在だ。そんな門弟ばかりに囲まれたなら師匠は裸の王様になってしまう。自己判断できる生徒を育てることは、師匠自身の裸身をさらすリスクを伴うが、だからといって、門弟の耳目をふさぐ暴挙は師匠自身の成長発展をはばむものであることを知らねばならない。

 序破急ーー守破離ーー師匠は「守」や「序」ですましている場合ではない。両者ともに次の段階として「破」を挙げている。なにを破るのか、なにが破れるのか!師の匠は自ら破ってこそ、道を開くことができる。それは立場があってできることでも、立場があるからできないことでもない。自らが行きたい、活かしたい、生きようとする祈りがもたらす力に他ならない。ただ祈り、信じ続けるだけでいいのだ。そうすれば、ふさがっていた壁に必ず破れが向こうから生じ、行くべき道は開かれるのだ。
 これは師匠側だけの問題ではなく、門弟も立場こそ違え、まったく同じ理屈だ。立場だ、経済だ、時期だと言っているのは無理して見つけた言い訳にすぎぬ。

 鼓唯の実家の鳥八が今月で創業101年の幕を閉じるというので、紫葉がたくさん鶏肉を買ってきた。ケチャップ味、マスタード味などにしてみんなで最後の味を楽しませてもらった。
  
 いろんな思いが巡る中、一日の稽古が終わるころには体はしおたれた布地のごとくなっていた。
 いやな感覚ではないが、もう踊りのスイッチはオフにしてビールを飲んだ。日本酒は好きだが、もう飲んではいけないらしい。翌日が使い物にならなくなるのがお知らせだ。
 12時まで飲んで眠る。

 朝5時、ベランダへ出たら雨が心地よかった。今日は空間の新舞踊講習会だ。浅草公会堂一階にある食堂・喜多八さんはたしか明日で閉店のはず。おなごりはやはり…カツサンドかな?またひとつ灯が消えていく。
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-29 09:13 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

27日(水)のこと

 午前中の稽古すませ、水天宮で企画案ねり、夜、井手口社長と会う。好反応だが、数時的判断が自分にはイマイチな気がする。
 
 その足で楽千代の店へ立ち寄り、打ち上げにかかる費用のこと、楽千代さん周囲で起きる遊び部分の企画の自粛のことなど、さまざまにごく親しい方々と話す。
 
 たまたまいらしたブランドメーカーの男性から「胸板が厚いからシャツのボタンを三つ開けると色気がでますよ」と御指南あり。さっそく試みればその場に居合わせた女性軍からは好評の様子。さらには「シャツの襟を上着の外へ出すように」まで。ふと北島三郎を思い出した。 
 
 久良岐のアンケートがなんと回収率90%弱の報告を受ける。しかも「たいへん良かった」と「良かった」が98%(無回答が一名のため)との驚異的結果と聞いた。
 あの時の自分の状態を思い出した。たった三日前の出来事なのに、はるか昔の自分を顧みるようで懐かしかった。
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-28 09:02 | その他

三日果てて後の寿司

 北区消防署で朝10時から講演「江戸の火消しと日本の文化」
 聞き手は消防士の皆さんなので、姿勢も崩さず、笑ってはいけないもののごとく緊張して座っておられるのがわかる。ちょっと勝手が違う気分だが、中ごろからは自分の考えに集中していく。振袖火事・八百屋お七事件・丙午と干支をなぜ「えと」と読むか・五行説・いきとすいの違い・め組の喧嘩・火消しと相撲取りの神性・いろは歌と無常観など。

 終わって、飯村さんや紫葉と海鮮丼で反省会。
 これで3日続いた催しを滞りなく終えたと思うと、急に睡魔が襲う。

 稽古場でうたた寝。講習会用の振り付けが浮かばない。頭が空転している。やたらに昨日踊った自分の音楽だけが耳によみがえってならない。VTRを見るとさまざまに欲がわいた。
 
 昨日お世話になった人々へ電話とメールがようやくできた。

 昨日の打ち上げで人間国宝に囲まれて、食べ損なったお寿司がうらめしく、紫葉・櫻鼓を誘って寿司屋。山ほど食べてやるぞの決意むなしく満腹。またもうらめしく残した寿司を次女へテイクアウト。
 ああ、寿司への思いは、また近々に晴らすリベンジを固く誓って‥
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-27 05:17 | その他

文雀公演   人と人との一宵

 亀屋一睡亭で文楽「吉田文雀との一宵」私の話で進行していく。
 はじめに「酒屋お園」竹本駒之助・鶴澤津賀寿の演奏で、久々に文雀師のお園。孤閨を守る若妻の悲哀。色気を極力おさえるという。
 和生師の人形解説。続いて文雀師とのお話。私との出会いから芸談まで。
 「関寺小町」では、老残の小野小町。関寺といっても、中味は能の「卒塔婆」に近い。ライヴスペースの狭い空間にびっしりの観客。おそらく納得の一夕をご提供できたことだろう。

 近くのがんこで、文雀師に能の野村四郎師をおひき合わせ。駒之助師らもご参加いただく。
 食事を終って、身曽岐神社の坂田宮司夫妻も合流してくださり、奥様のOSK時代の話やバチカンより1ヘクタール広いという境内を有する神社の話、はたまた亀屋社長が加われば次回の企画、小唄会に至るまでおおいに盛り上がる。ほかにアーテリーの古宮氏、楽千代はじめ空間メンバー含め20名ほどの集い。まったく異種業の方々の話題を結ぶまでが苦労?だったが、流れれば自然と場に勢いが出る。
 さらに2次会。またまた人と人との出会いまで演出した一日だった。
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-26 07:11 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

験担ぎ

 久良岐に向かう。
 晴れ男のはずなのに、雨が降った。少しだけ嫌な気がした。
 都営地下鉄人形町から乗り込んだまではよかったが、例の方向音痴を発揮か?いや、それ以上の重症で、行く先の駅がない。なんと上大岡を上大崎と勘違いしたゆえだった。
 公演の前にはカツサンドを食べるのがこのところの習慣。ところが、人形町には珍しくチキンカツさえまだ入荷がなく、頼みの上大岡にはコンビニがなかった。あちこちの店をのぞくが、なぜか見当たらない。雨、電車駅の勘違い、カツサンド…くだらない験担ぎだと頭では否定する。
 が、そうなると意地になるものだ。デパートの食品売り場に駆け込み、とんかつ一枚なんとか手に入れる。そこまでのこだわりがあったわけでもなかったのに、なぜか…
 
 それくらいに今回はさまざまな意味でのるかそるかの気持ちで臨んだ舞台だった。
 自分が舞台に立ち踊ること、空間で公演を打つこと、すべてはただの夢だったかーーー

 自分が村尚也になって話し、演出振り付けし、そして鼓登治になって踊るーーープロデューサーとしてはチケット一枚から気にし、お客様の接待、皆の慰労、打ち上げ、ギャラの支払い、そしてメンバーの行く末…いろいろ否定的な条件ばかりが頭の中をよぎる。
 
 だが、お客様のお顔見たら、夢中になって話し踊っていた。一人一人のお顔が見えるから、望んでおられること自体がわかる気がした。そして「雷船頭」まで第一部は走りに走った満杯の船。予定を15分もオーバーした。が、長かったとは感じなかったし、お客さまの気持ちもそうだと確信していた。
 
 休憩は15分と言われた。が、5分前に舞台に出てしまった。なにを話すあてもなかった。ただ時間が長く、お帰りを遅くしてはならない、それでも伝えたいことは伝えなければ…

 すると雨がやんでいた!お客様からも拍手をいただく。よかった、これでお帰りは不自由じゃない!

 第二部は「座・日舞」から。初めての方が多いとわかったので、いつもの通りの3パターンを皆さんに実演してもらい、最後の隠し玉は控えて踊りの部に突入ーーー
 ふきよせ、会津磐梯山の次に知床旅情ーーー出た瞬間からクスクス笑い。りんご追分を絡ませて、去った青春の傷みを託してみる。その思いを変奏するように、曄沙代と龍葉が夏は来ぬ・青葉の笛・涙そうそうで紡ぐ。絵壬乃・櫻鼓が皿踊りで気を変えたあと、私は二年ぶりの河内おとこ節。1コーラス最後の足扇の件で見所がおおいに湧く。気がつけば手拍子になっている。たぶん能楽堂では初めての珍事ではなかったか?絵壬乃の着替え時間を稼ぐため、フルコーラスで踊る。
 絵壬乃・龍葉の伊予万歳を喜利にカーテンコール。

 終わってすぐに本にサインを求められる。たくさんのお客様に声をかけられる。
 中で男性2人、女性1人に「泣かされた」「涙がでた」と言われた。そんな悲しい踊りをやった実感はなかった。が、私よりいくつか年上の男性が「あなたはブレイクしているから」と言われ、ふとただ精一杯だった自分を振り返った。
 この2時間はなにも考えなかった。いや、考えられなかった。前日までの悩みや焦燥、当日の験担ぎもすべて消えて、お客様との時間だけに昇化されていた。
 何人もの方から握手を求められた。「おまえは自分の声を生かした舞台を作れ」という仏様の言葉がよみがえった。

 打ち上げに楽千代さん、柴田さんが来てくれた。なんとかこれで2年続いた久良岐の企画公演を楽千代に無事渡せた気がした。
 ビールが全身を駆け巡った。だいぶ飲んだのだろう。みんなで電車で帰る途中、居眠りから目覚めて私は川崎駅で下りてしまった。預けた荷物を持った曄沙代が飛び降りて事情を話してくれたが、なぜここで下車したのか、いまだにわからない。ただ、この失敗だけは験が悪いとは思わなかったことが嬉しかった。

 
 
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-25 11:25 | 伝統芸能・日本舞踊・能狂言

子供オーディション終わって

 子供歌舞伎の入学オーディションに立ち会う。
 70名以上の応募。今日はそのうちの30名。名前に一人も「子」の字がついた女の子がいない。男子にも「お」がない。名前には流行が確かにある。これについても近々書いてみたい。
 
 野村万作門下の狂言会「ざざん座」を見る。4回目で喜多能楽堂を満員にしている。若手4人の会にも拘わらず努力がさまざま結果となって表れている。またまた日舞や自分たちとどうしても引き比べ考えさせられてしまう。
 批評家の顔は見えない。左となりの男性はマスクをして居眠り。右となりの女性は3分に一度は「はー、ふー」とため息をつくので煩わしい。漸くおとなしくなった、と見たら体を大きく右に傾け眠っていた。これらは別にこの公演の出来とは一切関わりはないことである。念のため…

 電話でさまざま打ち合わせーーー

 明日からそれそれ別の催しが3日間続くこともあってか、いらつきが強い。そんな時、お富さんオーディションでたまたま知り合った女優さんからメール。気がなごむ。
  
 TVの「ザ・クイズショウ」がこの処、なんとなく気に入っている。ドラマとしてはあざとい作りや不自然な運びが目立つが、その臭さがショー番組の際どさとマッチングして興味をひいている。
 今日の子供オーディションで好きなタレントとして嵐の名前を挙げている子が何人もいたが、このTVの主役が嵐のメンバーであることをさっき初めて知った。遅ォ~い。うまくないが、気になるキャラだと思っていた。

 ダイエットは今晩で終わり。いつものように仕上げのそばを食べる。アルコールは三日間抜いた。なんでもいいから意識的に負荷を自分にかけて本番を迎える。これが自分流。そして当日はリラックス。これは藤平流。
 うまい明日に期待。そして乾杯へーーー
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-23 23:28 | その他

妙な情け、侠気

 舞台をやっていくには、一方でチケットをさばくことも大切なことだ。今回の久良岐はインフルエンザの関係で出足を止めておられる年輩客が多いと聞いた。一憂…

 毎度のことながら、自分のお人よしを笑ってしまいたくなる時がある。人の為に時間を無理して作っても、いざとなれば相手はなんだかだー。
 人に大切な人を紹介すれば、そちらの関係ばかりが発展してこちらはオマケのごとくなる。よくあるパターンだ。ふと「徒然草」を開き、ちょっと愚痴を忍び込ませてもみようか。
 
 そんなアンニュイ気分の朝ーーー友人からさりげないメール「情けは人のためならず」
 ありがたや!よくぞ、いい言葉思い出させてくれましたと、返信「情けはさけるものならず(笑)」
 
 いろんな事を人に頼まれる。頼りにされるのはいやじゃない、いや好きなのだと思う。江戸前で言やぁ男気だし、少し気取ればプロデューサー感覚。この漢字とカタカナの間を往ったり来たりが快感らしい。
 男気の方は、侠気と書くのが正しいし、いかにもカッコいいが、あくまでも知識の上での憧れでしかない。そんな憧ればかりを集めたら、裏の文化論が書けようかーーー
 
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-23 07:43 | その他

今日は夜書く

 善光寺の御開帳ももう僅かな日程になったようだ。今回はお参りできそうもないが、この期間、宮元健次の「善光寺の謎」を読んでいる。例の乱読だから、まだ半分だが、物部守屋との関係など興味深い。諏訪神社とともに怨霊鎮魂の寺社として、神話の建御名方神の事件を比定している件など説得力がある。

 昨日に引き続き久良岐の稽古。今回は踊りが長いから、私が話をうまくはしょらないといけない。伝えたいこと、詳しく話したいことはあまりに沢山ある。とにかく要領よく、無駄なくーーー私のもっとも不得意とするところーーー

 文化学院講義ーーー生徒が少ないのに、私の話にいちいち質問やら感想言う生徒が出て大いに盛り上がる。帰りにその子が「踊りを習いたいのだが誰か紹介して」と言うので、「わたし」と答えたら、「先生かあ」とちょっとガッカリされる(笑)こんな感じも新鮮で、たまにはいいかも…
 
 吉田文雀師より段切れ送りのテープ届く。津賀寿さんにナゾの引き渡し(笑)

 林与一さんにお礼傍々文雀師からの伝言を手紙する。「与一ちゃんの宿無団七はステキやったんやで」

 先輩の舞踊家HS氏から「6才6月6日に稽古初めをするのはなぜか?たしか鯉の鱗と関係ある話聞いたが」の手紙。さっそく返事ーーー鯉の側線に並んだ鱗の数が六六=三六で、例の登竜門の故事になっている竜門を登りきった鯉は九九=八一の鱗数の龍になる。易学では六六は陰数が重なった坤(地)の卦、九九は陽が重なる乾(天)の卦。すべてが内包された坤から乾への移行ゆえ、稽古事を始めるにはふさわしい日とされたという巷説を紹介。ただ、それだと六六六が三つ重なる説明にならない。このあたりをまた続編として新聞に書こうと思った。

 NHKの奥村さんからこの間私が出演したDVDが届く。大感謝!録画したものの画質がイマイチだったからだ。手紙とついでに季刊誌まで送る。
[PR]
by nihon_buyou | 2009-05-22 23:35 | その他